どうもおもちです。
先日YouTubeでABEMA Primeをぼーっと見てたらヴィーガンについて議題に上がっていました。
よく見てみると何度か取り上げられているので、見ていましたが議論になっていないし、お互いの意見をぶつけるだけの視聴者そっちのけで、よくわからないまま終わっていたという印象でしたね。
なので今回はヴィーガンとは一体なんなのか?こちらを調べてまいりました。
動物由来の食品や製品を一切使用しないライフスタイルや考え方を実践する人のこと。ヴィーガンの主な特徴は、食事や日常生活の中で動物性のものを完全に排除するという点にあり、具体的には、肉、魚、卵、乳製品、蜂蜜などを含まず、また動物由来の衣類(皮革や毛皮など)や化粧品、日用品も避ける。
肉食をしなくても生きていけるんだから、それに関わるものを摂取、使用することはやめましょうってことですね。
そして以下の考え方からヴィーガンになるという方が多いようです。
・動物の権利と倫理
・環境保護
・健康の向上
これを深掘りしていくと
1. 動物の権利と倫理
動物が食肉や製品として利用されることを拒否し、動物に対する搾取を避けるためにヴィーガンを選ぶ人が多いです。動物が生産過程で受ける苦しみや殺傷に対する倫理的な懸念が大きな動機です。
2. 環境保護
動物農業は温室効果ガスの排出や森林伐採、水の浪費など、環境に大きな負荷を与えるとされています。ヴィーガンになることで、環境への悪影響を減らすことができると考える人がいます。
3. 健康の向上
動物性食品を排除することで、心臓病や高血圧、糖尿病、肥満などの病気リスクが減少する可能性があるため、健康のためにヴィーガンを選ぶ人もいます。
1番目が一番大きな理由になるのですかね?3番目についてはベジタリアンでいいのでは?とも思いますが、概ねこういった理由からヴィーガンとしての道を選ぶのだそうです。
ヴィーガンにはヴィーガン協会なるものもあるらしく1944年にイギリスで設立されたものが最も歴史のあるものだそうです。
The Vegan Society
※リンクはヴィーガン協会の公式サイト
成り立ち
◼️1806 年
ウィリアム・ランベ博士とパーシー・ビッシュ・シェリーのもと、ビーガン主義の最も初期のコンセプトが形になり始める
◼️1944年11月
協会設立、初期メンバーのジョージ・A・ヘンダーソン氏とその妻フェイ・K・ヘンダーソン氏による、協会の名前を「Allvega」、雑誌の名前を「Allvegan」にすべきだという提案からドナルド・ワトソンによって造られる。
◼️1949年
レスリー J クロスが、社会にビーガンの定義が欠けていることを指摘し、「人間による動物の搾取からの解放の原則」を提案。
◼️1964年8月
慈善団体として初めて登録
◼️1979年12月
有限会社となった際にその資産は新しい慈善団体に移される
◼️1988年
協会の定義が固定され、若干の変更はあるものの現在に至る。
その定義がこちら↓
食用、衣類、その他の目的での動物の搾取や虐待を、可能な限り排除しようとする哲学と生き方。さらに、人間、動物、環境の利益のために、動物を使わない代替品の開発と使用を推進する。食事の観点では、動物由来または動物由来の製品をすべて避ける習慣を意味する。
引用元:https://www.vegansociety.com/about-us/history
以上が、ヴィーガン協会の成り立ちのようです。
さて、今回ABEMA Primeで取り上げられていたような活動を協会は推奨しているか?という疑問が上がってきますが、答えはノーです。
あくまで平和的かつ教育的な方法でこの考えを進めていくのが協会の方針とのこと。
人が増えれば妄信的に突き進む人はどうしてもいるので、いき過ぎた活動になることもあるのでしょう。
ただ、そういった活動はプラスに働くことよりもマイナスに働くことの方が多いように感じます。
会場での講演会や勉強会などを通して共感できる人をひとりずつ増やしていく地道な活動の方が個人的には好意的に受け取れますね。
思想は理解できますし否定することはしませんが、活動をするなら人に不快感を与えないことも重要なことだと思います。
今回はヴィーガンについて取り上げてみました。
調べてみると色々と研究も進んでいて食事や化粧品などもありますし、設立当初よりは敷居は低くなっているですかね。
私はお肉や魚との決別なんてできないので無理ですが。
違うと言われるところもあるかもしれませんが、大まかな感じはこうだと思います。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。